今月の断片 2021-5

 

 両手が異様に痒いので、水虫かと疑い始めた時、さくらももこがエッセイで書いていた民間療法を思い出した。お茶の出がらしを手につけるのである。曰く、他の方法が効かずに諦めかけていたところこれは良く効いた、という。
 ちびまる子ちゃんの作者を全面的に信頼して、お茶っ葉で両手をジェノベーゼ風に染めてみると、普通に悪化した。出がらし加減が悪かったのだろうか。そもそも水虫ではなかったのかも知れない。
 日を改めて行きつけの皮膚科に向かったが、GWで臨時休診していた。連休はまだ前半、後半の祝日も休診が続く。最悪である。

 

 双子が「野村萬斎の笑い方の真似」をしている。

 

 大学の友人たちとビデオ通話で話した。久しぶりの近況報告をする中で、友人のひとりに、社会人の落ち着きが出てるね、と言われた。何も変わってないよ〜、などと返しながら、内心、やっぱり学生の頃とは違うのかしらと思っていた。
 しかし、その本当の原因はこの2ヶ月の変化を思い返せばすぐに分かった。椅子を換えたのである。
 以前の椅子はメッシュ地の軽いものだったのだが、在宅勤務だというので、それまで双子が使っていた、ソファっぽく座りやすいものに交換してもらったのだ。
 私自身は何も変わっていないことにすこししょんぼりしつつ、椅子を換えるだけで印象が良くなるなら楽なものだなと思うのである。

 

 ……トホホなエピソードでお茶を濁している場合か??

 

 まぁ、こんなことを書いていられるのも、悪いことではなかろう。今と比べると先月は余裕がなく、体調も悪ければ変な夢ばかり見て、ブログの文章も暗かった。のほほんとしていられるのも幸運なことだなぁと思う。

 

 

 

 と思っても月の後半にはしんどくなるから不思議なもんですね

 

 心の支えなどない、と分かっていても探している。また集まろうよ、の儚さに似ている。

 

 ってミュート外れてたの??みたいなこともまだやってる

 杉田さんはいい人です、と言われて、なんだか、うれしくて、みたいなことも

 

 夕方電波悪いな〜と思ったけどそもそも夕方しかビデオ通話をしていない

 

(冒頭に書いた両手の痒みは普通に湿疹でした)