今月の断片 2024-07
先月の話。かなり好きな人間に図書カードを貰い、何を買うべきか散々迷って岸政彦『断片的なものの社会学』とV・E・フランクル『夜と霧』の2冊を選んだ。ベタといえばベタだが、将来的にも本棚に置いておきたいかどうかを基準にしたので、今後もし断捨離をすることがあってもこの2冊は古本屋行きを免れるだろう。特に『断片的なものの社会学』は以前借りて読んだ時から気に入っており、このブログのタイトルもそこから拝借している。読み返してみてやはり名著だと実感する。『夜と霧』はまだ積んである。
5月の公演から2か月が経ち、ようやく助成金の実績報告が終了。まだすべて片付けられた訳ではないが、気持ちの上では大きく区切りがついたように感じる。そしてまたストレッチから始める。
久光製薬のCMキャラクター「ててっこ」を発見。
こいつ……かわいすぎる!!
手の汗のことも皮膚科に相談できるよという広告で、不安げなラッコのててっこが診察を受けている。それだけでも良いのだが、Webサイトをよく読むと「ラッコは自然界には珍しく手をつなぐ生き物」だと説明書きがされている。ちゃんとラッコをモチーフにした理由がある!すごく良い。
しかし同時に、企業としての裏の意図を感じずにはいられない。広告には一切登場しないが、製薬会社が診察を勧めるのにも当然理由がある。きっと有効な薬を開発したのだろう。ててっこのかわいさもその企業戦略の一環というわけだ。
それにしたって。「キャラクターの商品化は予定しておりません」というのは。久光製薬さん、なんとかなりませんか。お金は出しますから……。